「リード曲線」の版間の差分
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2015年7月24日 (金) 15:41時点における最新版
りーどきょくせん
lead curve
リード曲線とは、分岐器のポイント部からクロッシング部をつなぐ部分のことである。
リード曲線の種類
分岐器のリード部における分岐線側のリード曲線の種類には、
の3種類が存在する。
普通分岐器には、円曲線が設けられているが、60kgレール用の10番・12番分岐器には、トングレールの削りの共通化を図るため、トングレールに複心曲線が用いられている。
リード曲線の範囲
リード曲線の範囲は、リード部の曲線のことである。しかし、分岐器の設計によっては、ポイント部とクロッシング部にもリード部と同様の曲線を挿入して、同一曲線とすることがある。その場合、車両運動の面からは、ひとつの曲線の中にトングレール、リードレール、クロッシングがあることになる。
リード曲線半径
一般軌道が軌道中心線が曲線半径であるのに対して、リード曲線半径は、リード外軌側の軌間線が曲線半径となっている。