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保線ウィキ - 利用者の投稿記録 [ja]
2024-03-28T10:52:07Z
利用者の投稿記録
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911形ディーゼル機関車
2017-03-21T05:55:36Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> 911がたでぃーぜるきかんしゃ<br />
<br />
911-type diesel locomotive<br />
<br />
[[Image:911形ディーゼル機関車.jpg|right|400px|thumb|初代の軌道検測車を高速にけん引していた911形ディーゼル機関車。]]<br />
911形ディーゼル機関車とは、東海道新幹線用のディーゼル機関車のことで、新幹線の救援のほか、[[921-1形]]、[[921-2形]]の軌道検測車の高速けん引や保守用の工事列車のけん引を目的として製造された。<br />
<br />
==911形ディーゼル機関車の概要==<br />
911形ディーゼル機関車は、1964年(昭和39年)に1両製造され、翌年に2両の合計3両が日本車両にて製造され導入された。<br />
<br />
満員の乗客を乗せた16両編成の新幹線を20‰の上りこう配でけん引できる性能を有しており、軌道検測車を時速160㎞にてけん引することが可能となっていた。<br />
<br />
==911形ディーゼル機関車の導入==<br />
東海道新幹線開業当時には、軌道検測車のけん引と停電などの事故発生時に新幹線車両をけん引することを目的としており、運転所の所属となっていたため保線用の貨車などのけん引には使用されなかった。<br />
<br />
1974年(昭和49年)に新幹線電気軌道総合試験車である922形10番台の登場により従来から使用されてきた921-1形のけん引用途がなくなり、また、救護による出番もなかった。<br />
<br />
その後、ロングレール輸送車のけん引に使用されたが、1984年(昭和59年)、1987年(昭和62年)に2両廃止となり、残りの1台はロングレール交換車の登場により1995年(平成7年)に廃車となった。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|911かたていーせるきかんしや]]</div>
S2technologies
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ファイル:923形レール探傷車.jpg
2017-03-21T05:52:29Z
<p>S2technologies: category:保線機械</p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=923%E5%BD%A2%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%8E%A2%E5%82%B7%E8%BB%8A&diff=2768
923形レール探傷車
2017-03-21T05:50:54Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 923がたれーるたんしょうしゃ 923-type rail flaw detector car Image:923形レール探傷車.jpg|right|400px|thumb|東海道新幹線開業当時から活...」</p>
<hr />
<div> 923がたれーるたんしょうしゃ<br />
<br />
923-type rail flaw detector car<br />
<br />
[[Image:923形レール探傷車.jpg|right|400px|thumb|東海道新幹線開業当時から活躍していた923形レール探傷車。]]<br />
923形レール探傷車とは、新幹線で使用されていた[[レール探傷車]]のことである。<br />
<br />
==923形レール探傷車の概要==<br />
レールの欠陥は高速で走行する新幹線において致命的な事故となる可能性があることから、東海道新幹線の開業当時から923形レール探傷車を使用してレールを検査し[[レール損傷]]を未然に防止している。<br />
<br />
[[レール]]内部の傷を発見する方法として戦前から超音波や磁気的な方法を用いて研究されていたが、そのほとんどが手押し方法であり人力で歩行しながらの検査方法であった。しかし、この923形レール探傷車は、機関車や[[モーターカー]]などにけん引されて時速20㎞の高速に超音波探傷が可能となった。<br />
<br />
採用は、東海道新幹線が開業した時の1964年(昭和39年)、1978年(昭和53年)に製造され配備された。<br />
<br />
車両は単台車方式の2軸であり、軸間に超音波探触子が配備されている。当初は試験的な要素が大きかったが、その後、幾度も改良が加えられレール損傷の早期発見に活躍した。<br />
<br />
しかし、1989年(平成元年)に923-1が、JR東海に引き継がれ廃車となった。いっぽう、923-2はJR西日本に引き継がれ2001年(平成13年)まで活躍したが廃車となった。<br />
<br />
現在では、より高性能なレール探傷車が各鉄道会社に配備されている。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|923かたれーるたんしようしや]]</div>
S2technologies
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レール探傷
2017-03-21T05:01:20Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 レールたんしょう Rail flaw detection レール探傷とは、レールの内部にある目に見えないレール損傷や欠陥を非破壊検査...」</p>
<hr />
<div> レールたんしょう<br />
<br />
Rail flaw detection<br />
<br />
レール探傷とは、[[レール]]の内部にある目に見えない[[レール損傷]]や欠陥を非破壊検査方法の一つである超音波検査の手法で超音波探傷検査機器類を利用して検査することである。<br />
<br />
==レール探傷の概要==<br />
レール探傷は、探触子と呼ばれる装置をレール踏面に接触させ、そこから超音波をレールに当てることにより肉眼では見えないレール内部に亀裂や欠陥がないかを検査することである。<br />
<br />
超音波探傷機器装置は、手押し式でレール踏面を走行させながら検査する[[レール探傷器]]や、[[レール探傷車]]と呼ばれている自走式またはけん引式の車両に探傷装置を搭載して比較的速いスピードで走行させながら検査する方法がある。また、ハンドタイプで探触子を手で操作して確認するタイプもある。<br />
<br />
<br />
[[category:線路検査|れーるたんしよう]]</div>
S2technologies
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ファイル:911形ディーゼル機関車.jpg
2017-03-21T02:30:49Z
<p>S2technologies: category:保線機械</p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=911%E5%BD%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A&diff=2765
911形ディーゼル機関車
2017-03-21T02:29:10Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 911がたでぃーぜるきかんしゃ 911 type diesel locomotive Image:911形ディーゼル機関車.jpg|right|400px|thumb|初代の軌道検測車を高速に...」</p>
<hr />
<div> 911がたでぃーぜるきかんしゃ<br />
<br />
911 type diesel locomotive<br />
<br />
[[Image:911形ディーゼル機関車.jpg|right|400px|thumb|初代の軌道検測車を高速にけん引していた911形ディーゼル機関車。]]<br />
911形ディーゼル機関車とは、東海道新幹線用のディーゼル機関車のことで、新幹線の救援のほか、[[921-1形]]、[[921-2形]]の軌道検測車の高速けん引や保守用の工事列車のけん引を目的として製造された。<br />
<br />
==911形ディーゼル機関車の概要==<br />
911形ディーゼル機関車は、1964年(昭和39年)に1両製造され、翌年に2両の合計3両が日本車両にて製造され導入された。<br />
<br />
満員の乗客を乗せた16両編成の新幹線を20‰の上りこう配でけん引できる性能を有しており、軌道検測車を時速160㎞にてけん引することが可能となっていた。<br />
<br />
==911形ディーゼル機関車の導入==<br />
東海道新幹線開業当時には、軌道検測車のけん引と停電などの事故発生時に新幹線車両をけん引することを目的としており、運転所の所属となっていたため保線用の貨車などのけん引には使用されなかった。<br />
<br />
1974年(昭和49年)に新幹線電気軌道総合試験車である922形10番台の登場により従来から使用されてきた921-1形のけん引用途がなくなり、また、救護による出番もなかった。<br />
<br />
その後、ロングレール輸送車のけん引に使用されたが、1984年(昭和59年)、1987年(昭和62年)に2両廃止となり、残りの1台はロングレール交換車の登場により1995年(平成7年)に廃車となった。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|911かたていーせるきかんしや]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=921-1%E5%BD%A2&diff=2764
921-1形
2017-03-21T02:16:18Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> 921-1がた<br />
<br />
shinkansen track inspection car 921-1-type<br />
<br />
[[Image:試験線で使用中の4000形軌道検測車.jpg|right|400px|thumb|東海道新幹線の開業前で、鴨宮モデル線区で使用されていた4000形式の4001号車である軌道検測車。]]<br />
[[Image:921-1形軌道検測車.jpg|right|400px|thumb|東海道新幹線開業後も定期的に軌道の検測に使用されていた921-1号車である軌道検測車。]]<br />
921-1形とは、新幹線用の軌道検測車であり、東海道新幹線が開業する以前から試験的に使用されて、開業後は本格的に軌道検測車として使用されていた。<br />
<br />
==921-1形新幹線用軌道検測車の導入==<br />
昭和39年10月に開業した東海道新幹線の建設に先立って、主体の工事が土木工事(主に基礎部分)から[[軌道]]([[線路]])の工事に移行するに従い、軌道が正規に敷設されているかを確認して、不具合の箇所は手直しする必要性があった。<br />
<br />
在来線の軌道試験車をベースに設計されており、昭和37年6月に旧形客車を改造して、東急車輛製造で製造された。<br />
<br />
そして、鴨宮モデル線区に4000形式の4001号車という1両構成の軌道検測車が試験線に投入された。<br />
<br />
そして、東海道新幹線が開業した後は、車体の色が警戒色の黄色と横にブルーの帯という、後の「[[ドクターイエロー]]」色に塗られ、最初の軌道検測車を示す921形の1番(921-1)となりました。<br />
<br />
==921-1形の特徴==<br />
この921-1形といわれている新幹線用軌道検測車は、自動車用のディーゼル発電機を使用して、自車の電源供給が可能であった。<br />
<br />
また、車両基地や駅構内の移動程度なら、低速での自力走行が可能でした。<br />
<br />
全長は18mで、正面窓が側面まで回っているのが特徴である。<br />
<br />
本線では[[922形0番台]](922形電気試験車)または最高速度160km/hの[[911形ディーゼル機関車]]にけん引してもらう必要があるため、 160km/hという走行速度や、営業列車に影響を与えないために、軌道の検測が夜の保守時間帯になるなどの運用面で制約がありました。<br />
<br />
==921-1形の活躍==<br />
921-1形の新幹線用軌道検測車は、被けん引走行自体は200km/h以上での走行が可能だったため、昭和53年5月に東北新幹線の先行試験区間であった小山試験線に、961形新幹線試作電車と共に投入され、地上設備監査、速度向上試験等に利用された。<br />
<br />
そして、東北新幹線の試験が終了した昭和55年に廃車解体されました。<br />
<br />
<br />
[[Category:保線機械|921-01かた]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%88%E4%B8%8D%E8%B6%B3%E9%87%8F&diff=2763
カント不足量
2017-03-16T03:16:19Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 かんとふそくりょう deficiency of elevation , cant deficiency , unbalanced superelevation カント不足量とは、曲線区間で最高速度に対応し...」</p>
<hr />
<div> かんとふそくりょう<br />
<br />
deficiency of elevation , cant deficiency , unbalanced superelevation<br />
<br />
カント不足量とは、曲線区間で最高速度に対応した[[カント]]量と平均速度で設定されたカント量の差のことである。<br />
<br />
==カント不足量の概要==<br />
カント不足量は、曲線区間での列車の最高速度に対応したカント量と、その曲線で列車が通過する平均速度にて設定されたカント量の差であり、設定されたカント量の平均速度以上を超過すると、列車にカント不足による超過遠心加速度が働いて安全性や乗り心地に影響を与えることからカント不足量には上限がある。<br />
<br />
==計算式==<br />
カント不足は、設定カント量が均衡カントよりも小さい場合に生ずるものであり、車両が曲線を通過する場合、超過遠心力により乗心地を悪化させないようにする。さらに、車両がその振動や曲線内方からの横風の影響下で外方に転倒しないことを考慮してカント不足量の限度を決めていいる。<br />
<br />
<math>C_d=\frac{GV^2}{127R}-C</math><br />
*<math>G</math>は、軌間<br />
*<math>V</math>は、速度<br />
*<math>R</math>は、曲線半径<br />
*<math>C</math>は、設定カント<br />
*<math>C_d</math>は、カント不足量<br />
<br />
通常、カントは一般に平均速度に対して設定することから、平均速度を自乗平均法を用いて求める。<br />
<br />
<math>V_O=\sqrt{ΣV^2/n}</math><br />
<br />
*<math>V_O</math>は、平均速度(㎞/h)<br />
*<math>V</math>は、列車速度(㎞/h)<br />
*<math>n</math>は、列車数<br />
<br />
===在来線===<br />
*一般列車 50㎜<br />
*電車、気動車 60㎜<br />
*振子式電車(381系) 110㎜<br />
<br />
===新幹線===<br />
*開業当時 100㎜<br />
*昭和63年7月以降 115㎜<br />
<br />
<br />
[[category:線形|かんとふそくりよう]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E7%B7%A9%E5%92%8C%E6%9B%B2%E7%B7%9A%E9%95%B7&diff=2762
緩和曲線長
2017-03-16T01:41:28Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 かんわきょくせんちょう transition lenght , transition curve , transition curve lenght 緩和曲線長とは、直線と曲線との接続を円滑にして...」</p>
<hr />
<div> かんわきょくせんちょう<br />
<br />
transition lenght , transition curve , transition curve lenght<br />
<br />
緩和曲線長とは、直線と曲線との接続を円滑にして、安全かつ良好な乗心地を確保するために設けられている[[緩和曲線]]の長さのことである。<br />
<br />
==旧国鉄での緩和曲線長の算出==<br />
緩和曲線長の算出方法は、各鉄道会社の規定で算出され設定されているが、旧国鉄では、次式の<math>L_1、L_2、L_3</math>で算出されたそれぞれの値の最大値を緩和曲線長としている。<br />
<br />
*<math>L_1</math>は、車両の[[三点支持]]による[[脱線]]に対する安全の限度から決められている数値。<br />
*<math>L_2</math>は、[[カント]]の変化による乗心地から決められている数値。<br />
*<math>L_3</math>は、カントの時間的変化の割合から求められ、[[超過遠心力]]の時間的変化の割合に対する乗心地の限度から決めれている数値。<br />
<br />
===在来線===<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 緩和曲線長 !! 1級線 !! 2級線 !! 3級線 !! 4級線<br />
|-<br />
|<math>L_1</math><br />
|<math>1.0C</math><br />
|<math>0.8C</math><br />
|<math>0.6C</math><br />
|<math>0.4C</math><br />
|-<br />
|<math>L_2</math><br />
|colspan="2"| <math>0.01CV (0.007CV)</math><br />
|<math>0.008CV (0.007CV)</math><br />
|<math>0.007CV</math><br />
|-<br />
|<math>L_3</math><br />
|colspan="4"| <math>0.009C_dV (0.007C_dV)</math><br />
|}<br />
(注)<br />
*<math>L_1、L_2、L_3</math>は、緩和曲線長(m)<br />
*<math>C</math>は、[[実カント]](㎜)<br />
*<math>C_d</math>は、[[カント不足量]](㎜)<br />
*<math>V</math>は、最高速度(㎞/h)<br />
<br />
===新幹線===<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
!rowspan="2"|緩和曲線長 !!rowspan="2"|160㎞/h以上の本線 !!colspan="2"|160㎞/h以下の本線<br />
|-<br />
! サイン半波長逓減曲線 !! 3次放物線<br />
|-<br />
|<math>L_1</math><br />
|<math>1.0C</math><br />
|<math>0.8C</math><br />
|<math>0.5C</math><br />
|-<br />
|<math>L_2</math><br />
|<math>0.0097CV (0.0062CV)</math><br />
|colspan="2"|<math>0.0062CV</math><br />
|-<br />
|<math>L_3</math><br />
|<math>0.0117C_dV (0.0075C_dV)</math><br />
|colspan="2"| <math>0.0075C_dV</math><br />
|}<br />
(注)<br />
*<math>L_1、L_2、L_3</math>は、緩和曲線長(m)<br />
*<math>C</math>は、実カント(㎜)<br />
*<math>C_d</math>は、カント不足量(㎜)<br />
*<math>V</math>は、最高速度(㎞/h)<br />
<br />
<br />
[[category:線形|かんわきよくせんちよう]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E8%BB%BD%E4%BE%BF%E3%83%88%E3%83%AD&diff=2761
軽便トロ
2016-11-15T04:52:46Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> けいびんとろ<br />
<br />
light push car<br />
<br />
[[Image:アルミ製の軽便トロ.jpg|right|400px|thumb|アルミ製の軽便トロ。取り扱いが容易で保線作業には欠かせない運搬車となっている。]]<br />
軽便トロとは、人力で運搬可能な[[トロ]]のことで、[[トロリー]]の一種である。<br />
<br />
==軽便トロの概要==<br />
軽便トロは、[[軌道]]上へ人力で容易に載線や離線ができることから、保線作業には欠かすことができない運搬車である。そして、[[重トロ]]のように[[軌道モーターカー]]などにけん引されるための[[留置線]]の必要がなく、作業現場へはトラックなどで陸送して、必要な場所と時間に人力で載線が可能である。<br />
<br />
積載能力は、1トン前後が主流となっている。<br />
<br />
==軽便トロの構造==<br />
軽便トロは、持ち運びが容易になるよう改良されていて、以前では、鉄製や木製の軽便トロが一般的で、2人以上での取り扱いが一般的であったが、最近では、軽合金製(アルミ製)の軽量な軽便トロが主流となっている。<br />
<br />
また、アルミ製の軽便トロの中には、1人で持ち運びが可能になるように中央で折りたたみができる軽便トロもある。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|けいひんとろ]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E6%A8%99%E6%BA%96%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8&diff=2760
標準ゲージ
2016-03-11T06:32:15Z
<p>S2technologies: 軌道用ゲージへの転送ページ</p>
<hr />
<div>#REDIRECT [[軌道用ゲージ]]<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|ひょうしゅんけーし]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E5%9C%A8%E6%9D%A5%E7%B7%9A%E3%81%AE%E6%B0%B4%E6%BA%96%E5%99%A8.jpg&diff=2759
ファイル:在来線の水準器.jpg
2016-03-11T06:29:38Z
<p>S2technologies: category:保線機械</p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E6%B0%B4%E6%BA%96%E5%99%A8&diff=2758
水準器
2016-03-11T06:28:16Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 すいじゅんき level board , track leveler , track level Image:在来線の水準器.jpg|right|400px|thumb|左右のレール頭頂面に置いて測定する...」</p>
<hr />
<div> すいじゅんき<br />
<br />
level board , track leveler , track level<br />
<br />
[[Image:在来線の水準器.jpg|right|400px|thumb|左右のレール頭頂面に置いて測定する。]]<br />
水準器とは、[[軌道]]の左右の[[レール]]の水準を測定する器具のことである。<br />
<br />
==水準器の概要==<br />
水準器は、軌道に敷かれている左右のレールの水準を測定する器具のことで、その差を目盛りまたはデジタル表示で知ることができる。<br />
<br />
これとは別に、軌間なども同じ器具で測定可能な[[軌道用ゲージ]]もある。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|すいしゅんき]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E8%BB%8C%E9%81%93%E7%94%A8%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8&diff=2757
軌道用ゲージ
2016-03-11T06:03:20Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 きどうようげーじ track gauges 軌道用ゲージとは、軌道における「水準」「カント」「軌間」「バックゲージ」...」</p>
<hr />
<div> きどうようげーじ<br />
<br />
track gauges<br />
<br />
軌道用ゲージとは、[[軌道]]における「[[水準]]」「[[カント]]」「[[軌間]]」「[[バックゲージ]]」が測定できる器具のことである。別名、[[標準ゲージ]]とも呼ばれている。<br />
<br />
==軌道用ゲージの概要==<br />
軌道用ゲージは、日本工業規格(JIS E1507-1995)に規格化されている。<br />
<br />
==日本工業規格 JIS E1507-1995 軌道用ゲージについて==<br />
===適用範囲===<br />
この規格は、軌道の水準、カント、軌間及びバックゲージを測定する軌道用ゲージ(以下、ゲージという。)について規定する。<br />
<br />
備考<br />
この規格の引用規格を、次に示す。<br />
JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯<br />
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条<br />
<br />
===種類===<br />
ゲージの種類は、測定項目及び軌間によって区分し、次のとおりとする。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 種類 !! 測定項目 !! 軌間<br />
|-<br />
|N-1<br />
|水準、カント<br />
|1,067 mm用<br />
|-<br />
|N-2<br />
|軌間、バックゲージ<br />
|1,067 mm用<br />
|-<br />
|N-3<br />
|水準、カント、軌間、バックゲージ<br />
|1,067 mm用<br />
|-<br />
|S-1<br />
|水準、カント<br />
|1,435 mm用<br />
|-<br />
|S-2<br />
|軌間、バックゲージ<br />
|1,435 mm用<br />
|-<br />
|S-3<br />
|水準、カント、軌間、バックゲージ<br />
|1,435 mm用<br />
|}<br />
<br />
===性能===<br />
*N-1 N-3 S-1及び S-3 のゲージは、次の範囲の水準及びカントを測定できるものでなければならない。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 種類 !! 測定範囲<br />
|-<br />
|N-1 N-3<br />
| -10 mm から 120 mm まで 1 mm ごと<br />
|-<br />
|S-1 S-3<br />
| -10 mm から 220 mm まで 1 mm ごと<br />
|}<br />
*N-2, N-3, S-2 及び S-3 のゲージは 次の範囲の軌間を測定できるものでなければならない。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 種類 !! 測定範囲<br />
|-<br />
|N-2 N-3<br />
|1,057mmから1,107mmまで1mmごと<br />
|-<br />
|S-2 S-3<br />
|1,425mmから1,475mmまで1mmごと<br />
|}<br />
*N-2 N-3 S-2及びS-3のゲージは、次の範囲のバックゲージを測定できるものでなければならない。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 種類 !! 測定範囲<br />
|-<br />
|N-2 N-3<br />
|1,015mmから1,037mmまで1mmごと<br />
|-<br />
|S-2 S-3<br />
|1,383mmから1,405mmまで1mmごと<br />
|}<br />
*ゲージの器差は、±0.5 mm 以下でなければならない。<br />
*ゲージの絶縁性能は、下記の試験によって測定したとき、両端金属部間 50 MΩ以上の抵抗をもっていなければならない。<br />
<br />
===形状、寸法及び質量===<br />
ゲージの全長、質量及びつめの長さは、次による。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 種類 !! 全長(mm) !! 質量(kg) !! つめの長さ(mm)<br />
|-<br />
|N-1 N-2 N-3<br />
|1,300以下<br />
|1.8以下<br />
|14<br />
|-<br />
|S-1 S-2 S-3<br />
|1,700以下<br />
|2.3以下<br />
|14<br />
|}<br />
===外観===<br />
ゲージ主体部の表面は滑らかで、使用上有害な節、目切れ、虫食い、曲がり、ねじれなどの欠陥があってはならない。また、つめは主体部に直角に取り付け、その表面は十分平滑でなければならない。<br />
===材料===<br />
ゲージに用いる材料は、次のとおりとする。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 主要部品名 !! 材料<br />
|-<br />
|主体部<br />
|ひのき(檜)(含水率 15%以下のもの)又は使用上これと同等以上の性能をもつもの。<br />
|-<br />
|金属部<br />
|JIS H 3100 の C 2801 P 又は 使用上これと同等以上の性能をもつもの。<br />
|-<br />
|測定部つめ<br />
|JIS G 4304 の SUS 304-HP 又は 使用上これと同等以上の性能をもつもの。<br />
|}<br />
===塗装===<br />
ゲージの主体部には、適当な防湿塗装を施さなければならない。 <br />
<br />
===試験===<br />
ゲージの絶縁性能試験は、室内にて絶縁抵抗計を用い、DC500 V にて行わなくてはならない。 <br />
<br />
===検査===<br />
#性能検査 ゲージの性能は、上記の規定に適合しなければならない。<br />
#形状・寸法検査 ゲージの形状・寸法は、上記の規定に適合しなければならない。<br />
#外観検査 ゲージの外観検査は、目視によって行い、上記の規定に適合しなければならない。<br />
<br />
===製品の呼び方===<br />
ゲージの呼び方は、規格番号又は規格名称及び種類による。<br />
*例1 JIS E 1507 N-1<br />
*例2 軌道用ゲージ N-1<br />
<br />
===表示===<br />
ゲージの見やすい箇所に、次の事項を表示する。<br />
*製造年月又はその略号<br />
*製造業者又はその略号<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|きとうようけーし]]</div>
S2technologies
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軌間ゲージ
2016-03-11T04:49:59Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> きかんげーじ<br />
<br />
track gauge , gauge measure<br />
<br />
[[Image:狭軌の軌間ゲージ.jpg|right|400px|thumb|左右レールの間隔を測定する時に用いられる器具で軌間ゲージと呼ばれている。短絡防止のため木製で製造されているが、最近では、より軽量で丈夫なFRP製が一般に使用されている場合が多い。]]<br />
<br />
軌間ゲージとは、[[軌間]]を測定する器具のことである。<br />
<br />
==軌間ゲージの概要==<br />
軌間ゲージは、鉄道を[[保線]]するうえでなくてはならない測定機器のひとつで、左右の[[レール]]幅の最短距離を測定し、基準通りに幅が保たれているかを調べるのに使用されている。<br />
<br />
材料は、主にひのきが使用されていることが多く、ゲージの下部には、レール頭部の側面に引っかかるつめと呼ばれている出っ張りがある。<br />
<br />
片方のつめをレール側面にあて、もう片方のつめは前後にスライドできるようになっていて、つめ上部には目盛が付いてる。その目盛を読みとり軌間を調べることができる。<br />
<br />
目盛については、[[標準軌]]の場合、軌間が1,435㎜であるので、この数値を基準「0㎜」としてこれより大きい場合は「+」小さい場合は「-」とあらわされている。<br />
<br />
また、[[分岐器]]の[[クロッシング部]]において[[ガードレール]]の[[バックゲージ]]も測定可能となっている。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|きかんけーし]]</div>
S2technologies
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ファイル:狭軌の軌間ゲージ.jpg
2016-03-11T01:49:22Z
<p>S2technologies: category:保線機械</p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
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軌間ゲージ
2016-03-11T01:48:34Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 きかんげーじ track gauge , gauge measure Image:狭軌の軌間ゲージ.jpg|right|400px|thumb|左右レールの間隔を測定する時に用いられる器...」</p>
<hr />
<div> きかんげーじ<br />
<br />
track gauge , gauge measure<br />
<br />
[[Image:狭軌の軌間ゲージ.jpg|right|400px|thumb|左右レールの間隔を測定する時に用いられる器具で軌間ゲージと呼ばれている。短絡防止のため木製で製造されているが、最近では、より軽量で丈夫なFRP製が一般に使用されている場合が多い。]]<br />
<br />
軌間ゲージとは、[[軌間]]を測定する器具のことである。<br />
<br />
==軌間ゲージの概要==<br />
軌間ゲージは、[[保線]]においてなくてはならない測定機器のひとつで、左右のレールの最短距離を調べるのに使用されている。軌間ゲージの下にレールに引っかかる出っ張りがあり片方のレール側面にあてる。そして、もう片方には目盛が付いていて、その読み値で調べることができる。<br />
<br />
目盛は、例えば[[標準軌]]の場合、軌間が1,435㎜であるので、この数値を基準「0㎜」としてこれより大きい場合は「+」、小さい場合は「-」とあらわされている。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|きかんけーし]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E8%BB%8C%E9%96%93&diff=2753
軌間
2016-03-11T01:22:11Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> きかん<br />
<br />
gauge , gage<br />
<br />
[[Image:軌間ゲージ.jpg|right|400px|thumb|左右のレールの間隔を測定する時に用いられる一般的な機器で[[軌間ゲージ]]と呼ばれている。従来は短絡防止のため木製の軌間ゲージが使用されていたが、最近では、より軽量なFRP製が一般に使用されている。]]<br />
[[Image:軌間ゲージの目盛.jpg|right|400px|thumb|[[軌間ゲージ]]の目盛は、基準となる軌間が1,067㎜の場合、軌間ゲージの目盛が+-0㎜を指していたら+-0㎜である。この場合、目盛が21㎜を指しているので、軌間が+21㎜の1,088㎜となる。]]<br />
<br />
軌間とは、鉄道の[[線路]]でレール面より下方の所定距離内における左右[[レール]]の頭部間の最短距離のことである。一般的に、[[軌間ゲージ]]と呼ばれている器具を使用して測定されている。<br />
<br />
==概要==<br />
車両は2本のレールによって直角方向には逃げられないように[[車輪]]をガイドされて走行する。車輪のレールに接する踏面とフランジ面には、左右1対の車輪が常に[[軌道]]の中心に沿って走れるようこう配が付けられている。このような状態で車両が走行すると、車輪とレールの接触部には相互に摩耗を生じて変形し、さらに両者の公差の影響もあり、接触位置は常に変化する。しかし、車両の安全または快適な走行を確保するためには、この接触位置は一定の範囲内に限定されていなければならない。この接触位置の両側レール間における最短距離のことを一般に軌間と呼んでいる。<br />
<br />
==軌間の詳細==<br />
在来線では、レールの上面から、14mm以内の頭部の最短距離を軌間としている。その軌間は、1,067mm(3フィート6インチ)である。<br />
<br />
また、新幹線では同じくレール上面から、14mm以内の頭部の最短距離を軌間としている。その軌間の寸法は1,435mm(4フィート8.5インチ)である。<br />
<br />
年月が経つと列車の通過により軌間に変位がみられるようになる。ある一定の基準を超えると保線区などで[[軌間整正]]の計画を立て保修を施工する。<br />
<br />
==国際的な軌間の寸法==<br />
国際的に広く用いられている軌間の寸法は、1,435mmであるため、この寸法を[[標準軌]]として、この寸法より広い軌間を[[広軌]]、狭いものを[[狭軌]]といわれている。<br />
<br />
==黎明期の軌間==<br />
1764年ごろ、キリングワース(Killingworth)炭鉱において、約4.8kmの区間で軌間寸法が4フィート8インチの軌道が敷設された。それは、木製で作られたレールであった。<br />
<br />
そして、1776年にナンナリ炭鉱において、それまで使用されていた木製のレールに変わり、[[鉄板張り付けレール]]、[[L形レール]]が開発されて使用された。<br />
<br />
そのころから、左右レールの寸法が、軌道の構造上いっそう重要な役割を果たすようになってきた。<br />
<br />
1789年に[[魚腹形レール]]が発明され、それまでレール側にフランジが使用されていたものが車輪に移り、レールの軌間がよりいっそう重要視されるようになった。<br />
<br />
4フィート8インチの軌間が採用された理由は、当時、石炭を運搬する車両は、軌間内を馬が引いたり人間が押したりしていたので、この軌間寸法が採用されたといわれている。<br />
<br />
==蒸気機関車が発明されたころの軌間==<br />
それまで、馬や人間が動かしていた車両を蒸気機関車が動かすようになった。<br />
<br />
4フィート8インチで敷設されていた軌間では、軌道が悪いのか、車輪が悪いのか、車輪のフランジがレールに食い込み車両の走行抵抗が高くなった。また、車輪のフランジが[[せり上がり脱線]]する事故も発生した。<br />
<br />
対策として、車輪を修正するには容易ではないため、一番簡単な方法として軌間の寸法を1/2インチ(12.7mm)広げる対策が講じられた。<br />
<br />
そして、軌間の寸法が4フィート8 1/2インチ(1,435mm)となった。<br />
<br />
==4フィート8 1/2インチ軌間の採用==<br />
新しい線路が次々新設されていく中、軌間もそのまま4フィート8 1/2インチ(1,435mm)が採用されていった。<br />
<br />
このときに採用された軌間が最も普及してしまったため、現在の標準軌間(標準軌)は4フィート8 1/2インチ(1,435mm)となった。<br />
<br />
<br />
[[Category:軌道|きかん]]<br />
[[Category:線路検査|きかん]]</div>
S2technologies
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ファイル:魚腹形レールの見本.jpg
2016-02-06T01:47:04Z
<p>S2technologies: category:レール</p>
<hr />
<div>[[category:レール]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E9%AD%9A%E8%85%B9%E5%BD%A2%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB&diff=2751
魚腹形レール
2016-02-06T01:44:42Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> ぎょふくがたれーる<br />
<br />
fish bellied rail<br />
<br />
[[Image:魚腹形レール.jpg|right|400px|thumb|石製の[[まくらぎ]]上に魚の腹形をした[[レール]]を敷設した。]]<br />
[[Image:魚腹形レールの見本.jpg|right|400px|thumb|石製の[[まくらぎ]]間の[[レール]]の腹部が魚の腹のようになっているの特徴である。また、レールとレールをつなぐ[[継目]]部は大入れつぎのようになっている。]]<br />
<br />
魚腹形レールとは、レールの中央部が魚の腹のように底部が膨らんだ形をした[[レール]]である。<br />
<br />
==魚腹形レールの開発==<br />
鉄道創成期に、それまで[[L形レール]]を敷設していたが、なかなか車両の[[脱線]]が防げなかった。<br />
<br />
そこで、鋳鉄製の魚腹形レールが発明された。最初に使用され始めたのが、1789年にイギリス人のウィリアム・ジェソップよって、レスターシャーでラフバラとナンパンタ間のチャーンウッド・フォレスト・チャナルの一部の線区で導入された。<br />
<br />
この[[線路]]はもともとベンジャミン・ウートレムが独自に設計した鋳鉄製のL形レールが使用されていました。<br />
<br />
==車輪のフランジ発明==<br />
この魚腹形レールが発明される前までは、レール側に[[フランジ]]を設けていたが、このとき、フランジをレール側から車輪側へと移行した。<br />
<br />
このレールの改良が革命的な転機で、それまで、曲線区間において脱線が多く発生していたが、このレールの使用することにより脱線しにくく走行が可能となった。<br />
<br />
<br />
[[Category:レール|きよふくかたれーる]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=L%E5%BD%A2%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB&diff=2750
L形レール
2015-10-27T01:58:47Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> Lがたれーる<br />
<br />
L-shaped plate rails<br />
<br />
[[Image:L形レールと車輪.jpg|right|400px|thumb|平形をしたレールへ垂直にフランジを付けたレール。このフランジで車輪をガイドして走行している。]]<br />
<br />
[[Image:マーズサム鉄道で使用されたL形レール.jpg|right|400px|thumb|イギリスのマーズサム鉄道で1805年から1843年まで使用されていたL形レール。]]<br />
<br />
L形レールとは、鋳鉄製のL形をした[[レール]]で、平坦な車輪をガイドするために平らなレールに垂直な[[フランジ]]を付けたレールである。<br />
<br />
==L形レールの導入==<br />
1776年に[[縁付きレール]]に変わって、片方の縁を省略した鋳鉄製のL形レールが使用されるようになりました。ちょうど、現在の鉄道車輪の[[フランジ]]部分がレール側に取り付けたような形であり、別名フランジウェイともいわれている。<br />
<br />
==L形レールの敷設==<br />
鋳鉄製であるL形レールの長さが3フィート(914mm)で、レール幅が4インチ(102mm)です。レール内側に直立に出っ張ったフランジがあります。馬車の車輪をこのフランジでガイドして走行していました。<br />
<br />
道の上で平坦なホイールを保つために、フランジ高が中央部で3インチ(76mm)となっており、そこからレール端部へテーパーで2インチ(51mm)まで落としてある。<br />
<br />
そして、L形レールは強さと安定性を増すために、[[レール]]の下に今でいう[[まくらぎ]]の部分を改良しました。<br />
<br />
最初は木製のまくらぎを使用していたが、1793年ごろから石製のブロック状をしたまくらぎが使用されるようになったた。<br />
<br />
いままで使用されていた縁付きレールでは防げなかった泥の堆積も防ぐことができ、車両の走行を飛躍的に容易にした。<br />
<br />
<br />
[[Category:レール|Lかたれーる]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E6%9C%A8%E8%A3%BD%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB.jpg&diff=2749
ファイル:木製レール.jpg
2015-10-27T01:44:51Z
<p>S2technologies: category:レール</p>
<hr />
<div>[[category:レール]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E6%9C%A8%E8%A3%BD%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB&diff=2748
木製レール
2015-10-27T01:44:12Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 もくせいれーる wooden-rail Image:木製レール.jpg|right|400px|thumb|ベルリン技術博物館に展示されている木製レール。適度な丸太...」</p>
<hr />
<div> もくせいれーる<br />
<br />
wooden-rail<br />
<br />
[[Image:木製レール.jpg|right|400px|thumb|ベルリン技術博物館に展示されている木製レール。適度な丸太を一定の間隔で縦に並べた簡素なものであるが、この発明により物流が劇的に改善された。]]<br />
木製レールとは、16世紀ごろに鉱山などの坑道内で用いられた木製の[[レール]]のことである。<br />
<br />
==木製レールの概要==<br />
木製レールは、1604年にイングランドのノッチンガムの西方にて、炭鉱から近くの川までの約3㎞の区間を[[トロッコ]]を使用するために敷設された。<br />
<br />
これは、地上で初めての軌道といわれており、今日の鉄道システムと同じ原理で車輪に[[フランジ]]が付いていた。この木製レールを使用することにより、これまでの馬によるけん引重量が約4倍に増大したそうです。<br />
<br />
そのため、この形態の軌道がイングランドやウェールスなどの炭鉱で大いに普及しました。<br />
<br />
その後、より木製レールの耐摩耗性や摩擦低減を高めるため[[鉄板レール]]が発明された。<br />
<br />
<br />
[[category:レール|もくせいれーる]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%A4%89%E9%81%B7&diff=2747
レール変遷
2015-10-27T01:08:42Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> れーるへんせん<br />
<br />
Changes of a rail<br />
<br />
産業革命前の 16 世紀後半から 17 世紀初めにイギリスまたはドイツにて、重量物を運搬する手段として発達した車両を円滑に抵抗を出来るだけ小さく抑えて走行する目的で[[鉄板張り付けレール]]が考案された。それまでは、現在のような鋼を使用しておらず木材をつなぎ合わせたものであった。<br />
<br />
詳しいレール変遷は以下の通りである。<br />
<br />
{|class="wikitable sortable" cellpadding="5" cellspacing="0" border="1"<br />
!style="white-space:nowrap"| 西 暦 !!style="white-space:nowrap"| 年 号 !! で き ご と <br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1604<br />
|慶長9年<br />
|イングランドのノッチンガム地方で、炭鉱から近くの川までの約3㎞の区間を[[トロッコ]]が走行できるように[[木製レール]]を使用して軌道が敷設された。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1767<br />
|明和4年<br />
|イギリスにて、今まで使用してきた木製の縦角材では、レールの損耗が激しいので、それを改善するために、縦角材の上に鋳鉄製の板を敷いた鋳鉄製の[[鉄板張り付けレール]]を考案。1本のレールの長さは、1,524mmである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1776<br />
|安永4年<br />
|イギリスにて、レールの長さが、914mmの鋳鉄製の[[L形レール]]を発明。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1784<br />
|天明3年<br />
|イギリスのコートがパドル炉を用いた錬鉄製造法(パドル法)を発明。蒸気機関による圧延機やコークス高炉技術の開発にともなって、近代的なレールの製造方法が可能になる。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1789<br />
|天明8年<br />
|イギリスのジェイソップによって鋳鉄[[魚腹形レール]]を発明。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1797<br />
|寛政9年<br />
|イギリスにて、鋳鉄[[エッジレール]]が発明される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1802<br />
|享和2年<br />
|イギリスにて、レールの長さが、1,372mmの鋳鉄レールが発明される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1808<br />
|文化5年<br />
|イギリスにて、レールの断面が逆T形をした鋳鉄レールが発明される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1808<br />
|文化5年<br />
|イギリスにて、板状の可鍛鋳鉄板レールが発明される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1816<br />
|文化13年<br />
|イギリスにて、西暦1825年9月25日に開業した、世界で最初の公共用のストックトン・アンド・ダーリントン鉄道で、ロッシュ、スディーブンスンが発明した鋳鉄魚腹レールを使用。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1816<br />
|文化13年<br />
|イギリスにて、西暦1797年に続き新しい鋳鉄[[エッジレール]]が発明される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1820<br />
|文政3年<br />
|イギリスのバーケンショウが錬鉄からの圧延された、レール錬鉄圧延レールを製造。1本の長さが13フィート(3.962m)から15フィート(4.572m)へ伸びた。形状は丸い幅広の頭部と厚い腹部から構成されており継目部はチェアと呼ばれていた鋳鉄製の支持台で支える構造である。1メートル当たりのレール重量は、12.9kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1830<br />
|文政13年<br />
|イギリスのクラレンスの錬鉄圧延レールが発明される。1メートル当たりのレール重量は、16.4kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1831<br />
|文政13年<br />
|アメリカのスティーブンスが[[平底レール]]を設計する。レールの長さは6ヤード(5.486m)で、レールの重量が、1ヤード(0.9144m)当たり36ポンド(16.329kg)である。メートル換算で、1メートル当たり17.9kgである。断面形状がI形よりT形に似ていたため「Tレール」と呼ばれていた。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1831<br />
|文政13年<br />
|アメリカのペンシルバニア鉄道で[[平底レール]]が使用される。メートル換算で、1メートル当たりの重量は、20.3kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1835<br />
|天保6年<br />
|アメリカで、レールの断面が逆U形の断面形状をした[[U形レール]]が発明される。1メートル当たりの重量は19.8kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1836<br />
|天保7年<br />
|フランスのビニョルで[[平底レール]]が発明される。1メートル当たりの重量は17.2kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1837<br />
|天保8年<br />
|イギリスのロックが頭部と底部の断面形状を同じにして、レール交換のときにレールの上下を反転させて使用するロックレール([[双頭レール]])を考案。1メートル当たり28.8kgである。しかし、レールを支える[[チェア]]において、レールとチェア部との接触部が損傷した。日本においても最初に導入されたレールも双頭レールである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1844<br />
|天保15年<br />
|エバンスの[[U形レール]]が発明される。1メートル当たりの重量は、19.8kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1844<br />
|天保15年<br />
|イギリスで、比較的圧延が容易で、冷却が一様でまっすぐなレールが得られやすい牛頭レールが考案される。しかし、レールの横方向の安定性に問題があり、イギリス以外ではほとんど使用されなかったが、イギリスでは標準化され使用された。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1845<br />
|弘化2年<br />
|アメリカでピアヘッドレールが発明される。1メートル当たりの重量は、28.8kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1856<br />
|安政3年<br />
|西暦1855年に、イギリスのベッセマーが発明した酸性空気底吹転炉製鋼法で、レールに適用した鋼圧延レールが製造される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1858<br />
|安政5年<br />
|アメリカでレールの中が空洞になった[[中空レール]]が発明される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1858<br />
|安政5年<br />
|アメリカのペンシルバニア鉄道で標準レールが発明される。1メートル当たりの重量は、21.2kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1864<br />
|元治元年<br />
|アメリカで最初のベッセマー鋼レールが発明される。1メートル当たりの重量は、24.8kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1872<br />
|明治5年<br />
|日本において、初めて鉄道が創業する。10月14日に、新橋-横浜駅間28.97kmが開業する。当時のレールは、60ポンド(29.8kg)の重量で24フィート(7.315m)の長さの[[双頭レール]]、[[平底レール]]、[[U形レール]]が輸入されて敷設された。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1878<br />
|明治11年<br />
|イギリスのトーマンが塩基性空気底吹転炉を発明した。これは、リン・イオウなどが多い良質な鋼が製造できた。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1883<br />
|明治16年<br />
|日本において、東海道線に[[30kg第1種レール]]で、長さが30フィート(9.144m)、重さ61.5ポンド(30.5kg)のレールが輸入されて敷設された。[[30kg第1種レール]]は、平底レールで、これ以来日本においては、平底レールが使用されるようになった。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1885<br />
|明治18年<br />
|ドイツでハルマンレールが発明される。1メートル当たりの重量は、31.6kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |不明<br />
|不明<br />
|ドイツで溝付きフェニックスレールが発明される。1メートル当たりの重量は、66.8kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |不明<br />
|不明<br />
|ドイツでHT形ハーキュレスレールが発明される。1メートル当たりの重量は、54.7kgである。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1898<br />
|明治31年<br />
|日本において [[30kg第2種レール]]で、長さが30フィート(9.144m)のレールが制定される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1900<br />
|明治33年<br />
|逓信省令鉄道建設規程の公布。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1901<br />
|明治34年<br />
|官営八幡製鉄所創立、酸性転炉製鋼にて[[30kg第2種レール]]の直送圧延の開始。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1905<br />
|明治38年<br />
|[[37kgレール]]の33フィート(10.058m)の製造を開始。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1906<br />
|明治39年<br />
|日本において列車速度の向上や輸送量の増大化などにより軌道破壊を抑えるためにレールの重量化が検討され、ASCEのレール長33フィート(10.058m)、重量が75ポンド(37kg)のレールが導入された。<br />
[[30kg第3種レール]]、9.144m長のレールが制定される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1922<br />
|大正11年<br />
|日本においてレール長が、33フィート(10.058m)で、重量が100ポンド(50kg)のPSレールが敷設された。<br />
[[50kgレール]]第1種甲軌条の輸入および敷設。塩基性平炉鋼によるレールの製造を開始する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1923<br />
|大正12年<br />
|日本の八幡製鉄所で初めてのレールが製造された。レール長11.887mの[[50kgレール]](100lbRA-A型)である。<br />
[[50kg第2種レール]](RE型)、10.058m長のレールを輸入および敷設。50kgRA-A型レール、11.887m長のレールを製造開始。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1925<br />
|大正14年<br />
|日本の八幡製鉄所で初めてのレールが製造された。レール長11.887mの50kgレール(100lbRA-A型)である。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1927<br />
|昭和2年<br />
|酸性転炉鋼レールの製造を中止する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1928<br />
|昭和3年<br />
|[[50kgレール]](50kgPS型レール)の製造を開始。これ以降、国産にてレールをまかなう。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1929<br />
|昭和4年<br />
|日本で軌条に関する仕様書が制定された。これを契機に日本で使用されるレールはすべて国産で製造されるようになった。その規格では、[[50kgレール]]が12m 、[[30kg第3種レール]](ASCE形レール)・[[37kgレール]](ASCE形レール)が10.058mと規定された。<br />
建設規程の公布、[[軌条仕様書]]の制定。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1931<br />
|昭和6年<br />
|[[37kgレール]]の24m長レールが製造され敷設される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1932<br />
|昭和7年<br />
|[[37kgレール]]の25m長レール、[[50kgレール]]の24m長レール、[[30kg第3種レール]]の20m長レールの製造が開始される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1933<br />
|昭和8年<br />
|日本でのレールの規格が見直され、軌道保守量とレール重量の関係・車両運動・車両振動とレール長の関係、さらに、レールの座屈、継目遊間の管理など検討して、レールの標準長は[[50kgレール]]・[[37kgレール]]は25m 、[[30kgレール]]は20mと定められた。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1949<br />
|昭和24年<br />
|イギリスで[[牛頭レール]]に変わって[[平底レール]]が導入される。<br />
レールのJES制定。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1949<br />
|昭和24年<br />
|オーストリアにて平炉より生産効率や品質も向上した純酸素上吹転炉製鋼法が発明される。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1951<br />
|昭和26年<br />
|レールのJRS制定、熱処理レールのJRS制定および試作。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1952<br />
|昭和27年<br />
|富士製鉄、釜石製鉄所がレールの製造を開始する(8トン鋼塊、ブルーム冷却方法)。<br />
[[軽レール]]のJIS制定。路面電車鉄道用[[HTレール]]のJIS制定。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1953<br />
|昭和28年<br />
|[[普通レール]]のJIS制定。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1954<br />
|昭和29年<br />
|熱処理レールの量産を開始する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1956<br />
|昭和31年<br />
|圧延前のホットスカーフィング作業を開始する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1961<br />
|昭和36年<br />
|日本で新幹線計画の具体化とともに、今まで使用されてきたレールの問題点を整理して、レール断面形状の改良が行われて、在来線の狭軌線用で、[[40kgNレール]]・[[50kgNレール]]が、また、新幹線用として[[50kgTレール]]が設計され制定された。<br />
[[70Sレール]]のJRS制定。東海道新幹線用[[50kgTレール]]の制定(押湯付きホットトップキルド鋼)<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1962<br />
|昭和37年<br />
|[[50Sレール]]のJRS制定。[[40kgNレール]]、[[50kgNレール]]、[[50kgTレール]]の量産を開始する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1963<br />
|昭和38年<br />
|[[熱処理レール]]のJRS制定。[[中継レール]]のJRS制定。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1964<br />
|昭和39年<br />
|東海道新幹線が開業([[50kgTレール]]のロングレール)。[[端頭部熱処理レール]]のJRS制定。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1966<br />
|昭和41年<br />
|LD鋼レールの製造を開始する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1967<br />
|昭和42年<br />
|日本で山陽新幹線の計画のときに、東海道新幹線の輸送状況から将来の輸送の伸びなどを検討した結果、[[60kgレール]]が設計され制定された。<br />
[[60kgレール]]、25m長のレールの製造を開始する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1968<br />
|昭和43年<br />
|[[60kgレール]]の量産を開始する。国鉄のレール受け入れ検査方式が、品質管理要求付きに変更(鉄道機器製作監督事務所を廃止して、資材局品質管理部を設立)<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1969<br />
|昭和44年<br />
|全面的に塩基性平炉鋼からLD鋼へ移行する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1970<br />
|昭和45年<br />
|[[90Sレール]]のJRS制定。八幡製鉄と富士製鉄が合併して新日本製鉄を設立する。<br />
日本鋼管が釜石製鉄所のレール工場を引き継いでレールの製造を開始する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1971<br />
|昭和46年<br />
|八幡製鉄所の新レール工場が完成する。ユニバーサル圧延操業の開始。レールの直送圧延を中止して、8トン鋼塊、ブルーム冷却方式を実施する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1972<br />
|昭和47年<br />
|山陽新幹線の新大阪‐岡山間の開業([[60kgレール]][[ロングレール]])日本鋼管福山製鉄所第2大型工場でレールの圧延を開始する。<br />
釜石製鉄所のレール製造を中止する。福山および八幡製鉄所西八幡レール工場で[[60kgレール]]の50mレールの製造を開始する。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1973<br />
|昭和48年<br />
|福山製鉄所で13トン鋼塊レール圧延の開始。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1974<br />
|昭和49年<br />
|福山製鉄所で16トン鋼塊レールの圧延を開始。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1975<br />
|昭和50年<br />
|山陽新幹線の岡山‐博多間の開業。<br />
|-<br />
|style="text-align:center" |1977<br />
|昭和53年<br />
|新幹線用耐シェリング鋼レール4種類を製造し敷設した。<br />
|}<br />
<br />
19世紀中ごろまでアメリカで[[U形レール]]あるいはT形の頭部を大きくしたレールが考案されたが、最終的には、レール頭部の摩耗やマクラギの締結性能などを考慮して、現在は、ほとんどの主要なレールの大部分はI形をした[[平底レール]]の断面形状である。<br />
<br />
[[Category:レール|れーるのへんせん]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E8%BB%8C%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E4%B8%8B%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88.jpg&diff=2746
ファイル:軌きょう下のバラストマット.jpg
2015-09-29T01:56:16Z
<p>S2technologies: category:道床</p>
<hr />
<div>[[category:道床]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88&diff=2745
バラストマット
2015-09-29T01:55:50Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 ばらすとまっと ballast mat [[軌きょうが組まれた下にバラストマットが...」</p>
<hr />
<div> ばらすとまっと<br />
<br />
ballast mat<br />
<br />
[[Image:軌きょう下のバラストマット.jpg|right|400px|thumb|[[軌きょう]]が組まれた下にバラストマットが敷かれている様子。バラストマット上に[[砕石]]を入れて[[軌道]]が完成する。]]<br />
バラストマットとは、[[バラスト道床]]の下に敷き込む弾性材料のことである。<br />
<br />
==バラストマットの概要==<br />
バラストマットは、主にコンクリートでできた鉄道高架橋上で[[軌道]]を敷設する場合、バラストを直接躯体に敷き込むと弾性力が不足し道床バラストの細粒化が進み[[道床噴泥]]の原因となることから、これらを防止する効果と列車の通過による騒音および振動を軽減させる目的として開発されたゴムマットである。<br />
<br />
<br />
[[category:道床|はらすとまつと]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E9%81%93%E5%BA%8A%E5%8E%9A&diff=2744
道床厚
2015-09-29T01:32:49Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> どうしょうあつ<br />
<br />
ballast depth , depth of ballast , thickness of ballast<br />
<br />
[[Image:PCまくらぎの道床厚.jpg|right|400px|thumb|新設している[[軌道]]の道床厚。[[PCまくらぎ]]のしたと[[バラストマット]]の間が道床厚となる。]]<br />
道床厚とは、[[レール]]直下の[[まくらぎ]]下面での[[道床]]の厚さのことである。<br />
<br />
==線級別の道床厚==<br />
旧国鉄では道床厚を下記の通りに定められていたが、現在では、各鉄道事業者の規定により厚さが決められている。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 線級別 !! 道床厚 !! 道床種別<br />
|-<br />
|1級線<br />
|250mm以上<br />
|[[砕石]]<br />
|-<br />
|2級線<br />
|250mm以上<br />
|砕石<br />
|-<br />
|3級線<br />
|200mm以上<br />
|砕石<br />
|-<br />
|4級線<br />
|200mm以上(特別な場合は150㎜以上)<br />
|砕石または[[ふるい砂利]]<br />
|-<br />
|重要な側線<br />
|200mm以上<br />
|砕石またはふるい砂利<br />
|-<br />
|一般側線<br />
|150mm以上<br />
|ふるい砂利または砕石<br />
|-<br />
|特に使用頻度の少ない側線<br />
|120㎜以上<br />
|ふるい砂利または砕石<br />
|}<br />
1級線および2級線の主本線および使用頻度の多い副本線で道床厚を250㎜以上とすることができない場合は、「本線路の[[まくらぎ配置本数]]」の規定にかかわらず、まくらぎ配置本数を25mレール1本当たり下記の通りにすれば200㎜以上とすることができる。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 線級別 !! まくらぎ本数<br />
|-<br />
|1級線<br />
|[[PCまくらぎ]]48本(やむを得ない場合は、[[木まくらぎ]]50本)<br />
|-<br />
|2級線<br />
|PCまくらぎ41本(やむを得ない場合は、木まくらぎ48本)<br />
|}<br />
<br />
<br />
[[category:道床|とうしようあつ]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:PC%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%8E%E3%81%AE%E9%81%93%E5%BA%8A%E5%8E%9A.jpg&diff=2743
ファイル:PCまくらぎの道床厚.jpg
2015-09-29T01:22:06Z
<p>S2technologies: category:道床</p>
<hr />
<div>[[category:道床]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E9%81%93%E5%BA%8A%E5%8E%9A&diff=2742
道床厚
2015-09-29T01:21:30Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 どうしょうあつ ballast depth , depth of ballast , thickness of ballast 新設している[[軌道の...」</p>
<hr />
<div> どうしょうあつ<br />
<br />
ballast depth , depth of ballast , thickness of ballast<br />
<br />
[[Image:PCまくらぎの道床厚.jpg|right|400px|thumb|新設している[[軌道]]の道床厚。[[PCまくらぎ]]のしたとバ[[ラストマット]]の間が道床厚となる。]]<br />
道床厚とは、[[レール]]直下の[[まくらぎ]]下面での[[道床]]の厚さのことである。<br />
<br />
==線級別の道床厚==<br />
旧国鉄では道床厚を下記の通りに定められていたが、現在では、各鉄道事業者の規定により厚さが決められている。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 線級別 !! 道床厚 !! 道床種別<br />
|-<br />
|1級線<br />
|250mm以上<br />
|[[砕石]]<br />
|-<br />
|2級線<br />
|250mm以上<br />
|砕石<br />
|-<br />
|3級線<br />
|200mm以上<br />
|砕石<br />
|-<br />
|4級線<br />
|200mm以上(特別な場合は150㎜以上)<br />
|砕石または[[ふるい砂利]]<br />
|-<br />
|重要な側線<br />
|200mm以上<br />
|砕石またはふるい砂利<br />
|-<br />
|一般側線<br />
|150mm以上<br />
|ふるい砂利または砕石<br />
|-<br />
|特に使用頻度の少ない側線<br />
|120㎜以上<br />
|ふるい砂利または砕石<br />
|}<br />
1級線および2級線の主本線および使用頻度の多い副本線で道床厚を250㎜以上とすることができない場合は、「本線路の[[まくらぎ配置本数]]」の規定にかかわらず、まくらぎ配置本数を25mレール1本当たり下記の通りにすれば200㎜以上とすることができる。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
! 線級別 !! まくらぎ本数<br />
|-<br />
|1級線<br />
|[[PCまくらぎ]]48本(やむを得ない場合は、[[木まくらぎ]]50本)<br />
|-<br />
|2級線<br />
|PCまくらぎ41本(やむを得ない場合は、木まくらぎ48本)<br />
|}<br />
<br />
<br />
[[category:道床|とうしようあつ]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=TPC%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%8E&diff=2741
TPCまくらぎ
2015-09-29T00:49:48Z
<p>S2technologies: /* TPCまくらぎの特徴 */</p>
<hr />
<div> TPCまくらぎ<br />
<br />
TPC sleeper , TPC tie<br />
<br />
[[Image:TPCまくらぎ.jpg|right|400px|thumb|比較的[[通過トン数]]の少ない閑散線区や副本線に敷設されている。レール底部の部分にはウイングが張り出しており[[道床横抵抗力]]が確保されている。]]<br />
[[Image:配列したTPCまくらぎ.jpg|right|400px|thumb|交換用に[[軌道]]横に配列されたTPCまくらぎ。レールが締結される部分にでっぱりがあるのが特徴。]]<br />
<br />
TPCまくらぎとは、おもに下級線区を対象に開発された[[PCまくらぎ]]であり、通常のPCまくらぎより小さくしてコストを抑えているのが特徴である。<br />
<br />
別名、[[低コストPCまくらぎ]]ともいわれている。<br />
<br />
==TPCまくらぎの特徴==<br />
TPCまくらぎの特徴として、<br />
*通常のPCまくらぎよりコストを抑えるために、長さと断面を小さくしている。<br />
*[[木まくらぎ]]の[[並まくらぎ]]からPCまくらぎへ交換した後、[[道床厚]]が不足して噴泥を防止するため、TPCまくらぎの厚さを並まくらぎと同じ140mmとしている。<br />
*断面が通常使用しているPCまくらぎより小さくなることから、[[道床横抵抗力]]が低下するため、まくらぎ側面にウイングを設けて道床横抵抗力を確保している。<br />
*コストを抑えるため、TPCまくらぎは2種類としている。<br />
*インシュレーターの組み合わせで軌間を調節できる。<br />
*直線用のTPCまくらぎは、レール摩耗による軌間拡大を調節できるように-10mmまで軌間を縮小することが可能である。<br />
*高炉セメントを使用しているため、高強度かつ高流動であり、耐塩害性などの耐久性が上昇して環境負荷も少ない。<br />
*[[レール締結装置]]の管理を抑制するために、線ばねが採用されている。<br />
以上のような特徴がある。<br />
<br />
最近では、継目用に開発された[[継目用TPCまくらぎ]]もある。<br />
<br />
<br />
[[Category:まくらぎ|TPCまくらき]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E6%9C%A8%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%8E&diff=2740
木まくらぎ
2015-09-29T00:49:07Z
<p>S2technologies: /* 昭和9年4月 */</p>
<hr />
<div> きまくらぎ <br />
<br />
wooden sleeper , wooden tie<br />
<br />
[[Image:完成木まくらぎ.jpg|right|400px|thumb|決められた木まくらぎの寸法に加工された木材に[[加圧用木材防腐剤]]を[[加圧注入方法]]によって浸透させられている。また、木まくらぎの両端部には[[割れ止め]]が施されている。]]<br />
<br />
木まくらぎとは、樹木を所定の寸法に切り出した木製の[[まくらぎ]]のことである。<br />
<br />
==木まくらぎの概要==<br />
木まくらぎは、日本に初めて鉄道が輸入された創設期から使用されていて、左右のレールの間隔を一定に保つ主要な部材の一つであり、コンクリート製の[[RCまくらぎ]]、[[PCまくらぎ]]に比べて弾性に富み、振動や衝撃を緩和して道床に伝える特性がある。また、[[レール]]の締結が簡単で、取り扱いや加工が容易であり電気的な絶縁性も高く、価格も比較的低廉である。<br />
<br />
==材料による分類==<br />
木まくらぎは、樹木を加工しそのまま使用する[[素材まくらぎ]]と[[環境配慮型クレオソート油]]で[[木まくらぎ防腐処理]]を施した[[防腐まくらぎ]]がある。<br />
<br />
==木まくらぎの欠点==<br />
木まくらぎは機械的な損傷を受けやすく、割れ、損傷、腐朽(ふきゅう)などを起こすために、対応年数が短い欠点がある。交換する基準は、[[木まくらぎ交換基準]]で決められている。<br />
<br />
対応年数が短い欠点を補うものとして、[[木まくらぎ防腐処理]]を施すなどして寿命を延伸させる処理が施されるのが一般的である。<br />
<br />
==木まくらぎの歴史==<br />
木まくらぎは、[[コンクリートまくらぎ]]などに比べて、弾力に富みレール締結が簡単である。また、取り扱いや加工が容易であり、電気絶縁性も高く価格も低廉である。<br />
<br />
しかし、機械的損傷を受けやすく、割れ、焼損もしくは[[木材腐朽菌]]による腐朽などを起こすので、耐用寿命が短いという欠点を持っている。このため、木まくらぎ防腐処理を施して寿命延命を図っている。<br />
<br />
===明治3年4月===<br />
鉄道創設の当初から、森林資源の豊富であったわが国では、木まくらぎが大量に使用されてきた。明治3年4月に建設が着手された東京-横浜間の鉄道は、その[[軌間]]が3'6"(1,067mm)でまくらぎは7'*9"*4"1/2(210*23*11.5cm)が使用された。その敷設数量は、1マイル(1.6km)あたり平均2,000本であった。<br />
<br />
これは、平均800mm間隔で敷設されていた計算なので、現在での約600mm間隔よりやや広いことになる。<br />
<br />
===明治33年===<br />
まくらぎの仕様書が始めて制定されたのは明治33年である。<br />
<br />
その後、明治37年にまくらぎの配置員数を規程に取り入れ、明治40年11月に改正がなされている。<br />
<br />
この明治40年に制定された規程により、その後、まくらぎの材種、仕様、寸法および配置員数が長く適用されたることとなった仕様書となった。<br />
<br />
このときのまくらぎの寸法は、7尺*6.7寸*4.6寸(210*20*14cm)であり、現在の[[並まくらぎ]]の寸法の原形となった。<br />
<br />
また、樹種は次のとおりであった。<br />
====第1種====<br />
ヒノキ、ヒバ(クサマキ、アテ、アスナロ、アスヒ)、クリマキ、(ヒトツバ)、コウヤマキ、カヤ、クルミ<br />
<br />
====第2種====<br />
シオジ(ヤチダモ)、カラマツ、ネズ、ハリキリ、(鬼セン)、ナラ(但しオオナラ、ミツナラに限る)、カシワ、キロタニレ(アカダモ)、インジュ、イチイ(オンユ)<br />
第2種は特殊の場合、および北海道に限る。<br />
<br />
====橋まくらぎ====<br />
[[橋まくらぎ]]は、ヒノキ、ヒバに限るが、径間の小さなものはクリを使用してもよい。また、北海道ではシオジ(ヤチダモ)、ニレ(アカダモ)を使用しても良い。<br />
<br />
===分岐まくらぎ===<br />
[[分岐まくらぎ]]には、ヒノキ、ヒバ、クリに限る。北海道ではシオジ、ニレを使用しても良い。また、防腐処理を施したものは、この規定を適用しなくても良いこととなっていた。<br />
<br />
===防腐まくらぎ===<br />
防腐まくらぎの使用は明治の初めであり、クレオソート注入まくらぎをイギリスより1,000本あまり輸入したのが始まりである。<br />
<br />
その後、洋行した杉浦宗三郎氏が明治33年9月にイギリスから防腐処理を施す機械を一式購入して、日本に持ち帰り宇都宮構内に設置したのが国産の始まりとなる。<br />
<br />
防腐まくらぎの使用割合は、その後、年を追うごとに増え続け、現在では木まくらぎのすべてを防腐まくらぎとなっている。<br />
<br />
近年においては、環境問題を引き起こす可能性のある「クロム、銅、ヒ素化合物系保存剤」が含まれていたことから、クレオソート油も改良が施された。また、それ以外の薬剤でも防腐処理を施すまくらぎも現れた。<br />
<br />
今では、[[加圧用木材防腐剤]]が広く使用されている。<br />
<br />
{|class="wikitable" cellpadding="5" cellspacing="0" border="1" style="text-align:center"<br />
!年代!!防腐マクラギ普及率!<br />
|-<br />
|明治時代<br />
|10%以内<br />
|-<br />
|大正時代<br />
|10~30%以内<br />
|-<br />
|昭和初期<br />
|30~50%<br />
|-<br />
|昭和13年以降<br />
|50~100%以内<br />
|-<br />
|昭和44年以降<br />
|100%<br />
|}<br />
<br />
===昭和9年4月===<br />
昭和4年7月に建設規程が改正された。<br />
<br />
線路等級別に荷重、レール重量および[[道床厚]]が定められたことから、これらに適用するように昭和9年4月にいたり、[[まくらぎ配置本数]]が改正され、独立規程として制定された。<br />
<br />
===昭和16年6月===<br />
農林省では、昭和16年6月にまくらぎ製造のためのまくらぎ規格規程を制定し告示した。これは、その後まもなく戦時規格に変更されたが、戦後、農林物資規格法に基づき、昭和26年9月「枕木の日本農林規格」として再出発した。そして、昭和41年4月に「まくら木の日本農林規格」に改正された。<br />
<br />
===平成19年8月===<br />
平成19年8月に「製材の日本農林規格」として改正され、それまでの「まくら木の日本農林規格」は廃止された。<br />
<br />
また、マクラギの細かな仕様は各鉄道事業者で決められている。<br />
<br />
==木材事情==<br />
近年、国内での木材事情はあまりよくない。外材(外国から輸入された木材)に頼らなければならない状況下で、最近では、森林伐採による地球温暖化がささやかれている状況なので、外材も次第に良いまくらぎ用材が少なくなって来ている。<br />
<br />
==外材産の木まくらぎの研究==<br />
外材を使用した木まくらぎの研究は、日本で鉄道が敷設されて間もない大正7年から、国鉄の鉄道技術研究所で外材のまくらぎ用材の研究が行われた。<br />
<br />
昭和26年10月に「まくらぎ対策委員会」が設置され外材まくらぎの製品検査の検討を行い、昭和30年、昭和34年、昭和37年の3回にわたり、アメリカ産の「米マツ・米ヒノキ・米ヒバ・米ツガ」そして、南方産である「セランガンバトウ、カプール、アピトン、ジャラマイテン、クルーイン」の各外材を東海道線、総武線、山陽線などの主要な本線において試験敷設された。<br />
<br />
昭和44年より「木まくらぎ規格改善に関する研究」が始まった。その中で「市場性を加えた木まくらぎ資源に関する研究」として、旧ソ連産の「ダフリカカラマツ」南方産である「クルーイン・アピトン」がそれぞれ昭和45年と昭和46年に八高線、山陰線に試験敷設された。<br />
<br />
上記の試験敷設と同時進行で、外材マクラギの曲げ強さ・圧縮強さなどの機械的性質と腐朽菌による耐朽性と現物による[[犬クギ]]引き抜き抵抗力などが測定され、日本産のまくらぎと比較・確認がなされた。<br />
<br />
==木まくらぎの規格==<br />
木まくらぎの規格は、昭和41年4月に「まくらぎの日本農林規格」に改正告示され現在に至っている。<br />
<br />
木まくらぎの規格は、この農林規格を前提として定められている。<br />
<br />
==木まくらぎの寸法==<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1"<br />
! まくらぎの種類 !! 厚さ !! 幅 !! 長さ<br />
|-<br />
|並まくらぎ(在来専用)<br />
|140<br />
|200<br />
|2100<br />
|-<br />
|並まくらぎ(新幹線用)<br />
|150<br />
|240、350<br />
|2600<br />
|-<br />
|継目まくらぎ(在来線用)<br />
|140<br />
|300<br />
|2100<br />
|-<br />
|分岐まくらぎ(在来線用)<br />
|140<br />
|230<br />
|2200 イ、2500 ハ、2800 ホ、3100 ト、3400 リ、3700 ル、4000 ワ<br />
|-<br />
|分岐まくらぎ(新幹線用)<br />
|150<br />
|240<br />
|2700、3000、3300、3600、3900、4200、4500、4800<br />
|-<br />
|橋まくらぎ(在来線用)<br />
|180<br />
|200<br />
|2100、2400、2700<br />
|-<br />
|橋まくらぎ(在来線用)<br />
|200<br />
|200<br />
|2100、2400、2700、3000<br />
|-<br />
|橋まくらぎ(在来線用)<br />
|230<br />
|200<br />
|2400、2700、3000<br />
|-<br />
|橋まくらぎ(新幹線用)<br />
|200、250<br />
|240<br />
|2600、3000<br />
|}<br />
<br />
<br />
[[Category:まくらぎ|きまくらき]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E7%94%A8%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%86%85%E9%83%A8.jpg&diff=2739
ファイル:作業用モーターカーの内部.jpg
2015-09-26T13:19:18Z
<p>S2technologies: category:保線機械</p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E7%94%A8%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC.jpg&diff=2738
ファイル:作業用モーターカー.jpg
2015-09-26T13:18:46Z
<p>S2technologies: category:保線機械</p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E7%94%A8%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&diff=2737
作業用モーターカー
2015-09-26T13:17:39Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 さぎょうようもーたーかー working motor trolley , working motor car , working section car , working track car , working track motor car Image:作業用...」</p>
<hr />
<div> さぎょうようもーたーかー<br />
<br />
working motor trolley , working motor car , working section car , working track car , working track motor car<br />
<br />
[[Image:作業用モーターカー.jpg|right|400px|thumb|作業用モーターカー。前部は運転席と助手席の2席で2列目に3人程度の作業員が乗車できるようになっている。また、上部には雨よけの幌が張ってある。]]<br />
[[Image:作業用モーターカーの内部.jpg|right|400px|thumb|作業用モーターカーの内部。左側に運転席、右側に助手席で、中央部に変速機と逆転機が備え付けられている。]]<br />
作業用モーターカーとは、[[軌道モーターカー]]の一種で小型軽量で[[線路]]の[[巡回]]などに使用されている作業用の車のことである。<br />
<br />
==作業用モーターカーの概要==<br />
作業用モーターカーは、昭和25年に旧国鉄で採用され線路の巡回や視察、作業員や機器工具類の運搬に使用されている軌道モーターカーの一種である。<br />
<br />
現在では、より大型で高出力な軌道モーターカーが主流となり使用されているものはごくわずかである。また、道路事情が良くなり[[軌陸車]]など高性能な保守用車が一般的になったため廃止されている要因となっている。<br />
<br />
==作業用モーターカーの性能==<br />
自重が約750kg、積載500kg、けん引能力が最大2.5t、速度が最高で時速50㎞まで出す性能がある。初期のエンジンでは空冷2気筒で約20馬力のエンジン、前進3段後進1段変速機を搭載している。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|さきようようもーたーかー]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E8%BB%8C%E9%81%93%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&diff=2736
軌道モーターカー
2015-09-26T12:51:18Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> きどうもーたーかー<br />
<br />
motor trolley , motor car , section car , track car , pop car , track speeder , high-rail , track motor car<br />
<br />
[[Image:軌道モーターカー.jpg|right|400px|thumb|JR西日本所有の軌道モーターカー。けん引能力が高く[[レール]]などの重量物の運搬に使用されている。]]<br />
軌道モーターカーとは、動力で[[軌道]]を走行する、[[巡回]]、[[巡視]]または作業用の車のことである。[[モーターカー]]と呼ばれていることもある。<br />
<br />
==軌道モーターカーの概要==<br />
軌道モーターカーは、[[保線]]用の資材や機器工具類の運搬に使用するけん引式のディーゼルエンジンを搭載した作業用車であり、機関室、運転室、荷台、動力伝達機構などから構成されている。<br />
<br />
==軌道モーターカーの種類==<br />
軌道モーターカーは、使用目的により多種多様な種類があり、保線係員の移動用として小型軽量な[[作業用モーターカー]]から[[レール]]などの重量物を大量に運搬できるようにした大型でエンジン出力が高いモーターカーも使用されている。<br />
<br />
また、積雪地帯では冬季にラッセル機能を搭載できるモーターカーや移動式クレーンを搭載したモーターカーも活躍している。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|きとうようもーたーかー]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E8%BB%BD%E4%BE%BF%E3%83%88%E3%83%AD&diff=2735
軽便トロ
2015-09-25T02:56:42Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> けいびんとろ<br />
<br />
light push car<br />
<br />
[[Image:アルミ製の軽便トロ.jpg|right|400px|thumb|アルミ製の軽便トロ。取り扱いが容易で保線作業には欠かせない運搬車となっている。]]<br />
軽便トロとは、人力で運搬可能な[[トロ]]のことで、[[トロリー]]の一種である。<br />
<br />
==軽便トロの概要==<br />
軽便トロは、[[軌道]]上へ人力で容易に載線や離線ができることから、保線作業には欠かすことができない運搬車である。そして、[[重トロ]]のように[[軌道モーターカー]]などにけん引されるための[[留置線]]の必要がなく、作業現場へはトラックなどで陸送して、必要な場所と時間に人力で載線が可能である。<br />
<br />
積載能力は、1トン前後が主流となっている。<br />
<br />
==軽便トロの構造==<br />
軽便トロは、持ち運びが容易になるよう改良されていて、以前では、鉄製や木製の軽便トロが一般的で、2人以上での取り扱いが一般的であったが、最近では、軽合金製(アルミ製)の軽量な軽便トロが主流となっている。また、アルミ製の軽便トロの中には、1人で持ち運びが可能になるように折りたたみができる軽便トロもある。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|けいひんとろ]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E4%B8%89%E7%B7%9A%E5%BC%8F%E5%88%86%E5%B2%90%E5%99%A8&diff=2734
三線式分岐器
2015-09-25T02:55:39Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> さんせんしきぶんぎき<br />
<br />
mixed gage turnout<br />
<br />
[[Image:三線式分岐器.jpg|right|400px|thumb|右片開き分岐器の構造で敷設されている三線式分岐器。]]<br />
<br />
三線式分岐器とは、[[軌間]]の異なる2本の[[軌道]]が併用されている[[三線軌道]]に用いられる分岐器のことである。<br />
<br />
==三線式分岐器の概要==<br />
軌間の異なる線が並行している箇所に用いる分岐器で、例えば、[[狭軌]]と[[標準軌]]、標準軌と[[広軌]]などとの兼用区間に使用されている。<br />
<br />
鉄道車両の製造会社の工場などでは、軌間の異なる車両が製造されている関係で、[[留置線]](ヤード)が三線軌道になっていることから、この三線式分岐器も用いられている。<br />
<br />
最近では、新幹線が在来線に乗り入れられている区間、いわゆるミニ新幹線では、在来線の狭軌を標準軌に改軌工事して対応したが、一部区間では貨物列車が走行する関係で、三線軌道となっているため、この分岐器が採用されている。<br />
<br />
==三線式分岐器の敷設==<br />
三線式分岐器は、[[特殊分岐器]]の部いるにはいるため、[[普通分岐器]]に比べて構造が複雑であり保守に高い精度が要求される。<br />
<br />
<br />
[[Category:分岐器|さんせんしきふんきき]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%84%E7%A0%82%E5%88%A9&diff=2733
ふるい砂利
2015-09-25T02:54:59Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> ふるいじゃり<br />
<br />
screened gravel , sieved gravel<br />
<br />
[[Image:ふるい砂利.jpg|right|400px|thumb|閑散線区や[[留置線]]などでは昔に敷かれてふるい砂利が今でも見受けられる。粒度はそろっているが角が無く締りが悪い。]]<br />
<br />
ふるい砂利とは、[[道床]]に使用される石の種類のひとつで、主に川や山砂利をふるいにかけ粒度をそろえたもので稜角が無く丸いのが特徴である。<br />
<br />
==ふるい砂利の概要==<br />
ふるい砂利は、硬岩を砕いて製造された砕石と違い、川砂利や山砂利を採取しふるいにかけて粒度をそろえたものである。<br />
<br />
稜角が無いため砕石より劣る。<br />
<br />
以前は、砕石より安価に入手できたので下級線区を主体にかなり用いられてきたが、最近では法規制などもありほとんど用いられていない。<br />
<br />
<br />
[[Category:道床|ふるいしやり]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E8%A3%BD%E3%81%AE%E8%BB%BD%E4%BE%BF%E3%83%88%E3%83%AD.jpg&diff=2732
ファイル:アルミ製の軽便トロ.jpg
2015-09-25T02:44:32Z
<p>S2technologies: category:保線機械</p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E8%BB%BD%E4%BE%BF%E3%83%88%E3%83%AD&diff=2731
軽便トロ
2015-09-25T02:44:04Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 けいびんとろ light push car Image:アルミ製の軽便トロ.jpg|right|400px|thumb|アルミ製の軽便トロ。取り扱いが容易で保線作業には...」</p>
<hr />
<div> けいびんとろ<br />
<br />
light push car<br />
<br />
[[Image:アルミ製の軽便トロ.jpg|right|400px|thumb|アルミ製の軽便トロ。取り扱いが容易で保線作業には欠かせない運搬車となっている。]]<br />
軽便トロとは、人力で運搬可能な[[トロ]]のことで、[[トロリー]]の一種である。<br />
<br />
==軽便トロの概要==<br />
軽便トロは、[[軌道]]上へ人力で容易に載線や離線ができることから、保線作業には欠かすことができない運搬車である。そして、[[重トロ]]のように[[軌道モーターカー]]などにけん引されるための留置線の必要がなく、作業現場へはトラックなどで陸送して、必要な場所と時間に人力で載線が可能である。<br />
<br />
積載能力は、1トン前後が主流となっている。<br />
<br />
==軽便トロの構造==<br />
軽便トロは、持ち運びが容易になるよう改良されていて、以前では、鉄製や木製の軽便トロが一般的で、2人以上での取り扱いが一般的であったが、最近では、軽合金製(アルミ製)の軽量な軽便トロが主流となっている。また、アルミ製の軽便トロの中には、1人で持ち運びが可能になるように折りたたみができる軽便トロもある。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|けいひんとろ]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E9%89%84%E8%A3%BD%E3%83%88%E3%83%AD.jpg&diff=2730
ファイル:鉄製トロ.jpg
2015-09-25T02:21:11Z
<p>S2technologies: category:保線機械</p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%88%E3%83%AD&diff=2729
トロ
2015-09-25T02:20:06Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 とろ push car 鉄製のトロ。この上に保線資材を積載し運搬されている。 トロとは、軌道...」</p>
<hr />
<div> とろ<br />
<br />
push car<br />
<br />
[[Image:鉄製トロ.jpg|right|400px|thumb|鉄製のトロ。この上に保線資材を積載し運搬されている。]]<br />
トロとは、[[軌道]]の作業用の4輪車のことである。<br />
<br />
==トロの概要==<br />
トロは日常の保線作業に欠かすことのできない軌道上を走行する運搬車であり、代表的なものでは、[[レール]]、[[まくらぎ]]、[[バラスト]]、その他保線部材、保線作業に使用される機器や工具類などが運搬できるように製造されている。<br />
<br />
主に、人力で取り付け取り外しが容易なトロを[[軽便トロ]]と呼び、レールなどの重量物を運搬するトロを[[重トロ]]といわれている。<br />
<br />
==走行方法==<br />
トロの走行方法は、単独で人力の手押しにより走行するもののほか、軌道モーターカーなどにけん引されて使用されている。<br />
<br />
==トロの種類==<br />
トロの種類は、多種多様で用途により大きさや積載重量、材質などの違いがある。<br />
<br />
構造は、木製、鉄製、軽合金製などが一般的である。また、積載する重量により一軸ボギー、二軸ボギーまたは複式ボギーなどがある。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|とろ]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E6%8B%85%E8%BB%8A.jpg&diff=2728
ファイル:担車.jpg
2015-09-25T01:49:17Z
<p>S2technologies: category:保線機械</p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E6%8B%85%E8%BB%8A&diff=2727
担車
2015-09-25T01:41:47Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 たんしゃ small trolley , dolly Image:担車.jpg|right|400px|thumb|軌きょうなどの長尺物を運搬するときに使用される担車。台車の上部...」</p>
<hr />
<div> たんしゃ<br />
<br />
small trolley , dolly<br />
<br />
[[Image:担車.jpg|right|400px|thumb|軌きょうなどの長尺物を運搬するときに使用される担車。台車の上部のテーブルが左右と旋回するのが特徴である。]]<br />
担車とは、[[軌道更新]]工事などで、[[軌きょう]]を運搬する際に使用される4輪台車のことである。<br />
<br />
==担車の概要==<br />
担車は、[[軌道]]を更新または新設する際に、軌道上を走行して軌きょうを運搬するために用いられる4輪の台車のことである。<br />
<br />
軌道上を走行するときに、[[曲線]]の区間や[[分岐器]]の分岐線側を容易に通過できるよう、台車の上部は旋回および線路方向と直角へ移動できる構造となっている。<br />
<br />
==担車の種類==<br />
主な担車は、幅が1.3m程度、長さが約0.9mで重量が200kg以上ある。また、積載重量は2トンと4トンのものがある。また、担車の車輪にはベアリング(球軸承)が使用されていて、重量物が積載されたときに走行移動が容易にできるようにされている。<br />
<br />
[[軌道モーターカー]]などでけん引する場合は、時速15㎞程度とされている。<br />
<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1"<br />
! 種類 !! 内容<br />
|-<br />
|担車(甲)<br />
|積載長物の両端を支持するもので、[[ポイント]]などで通過を便利にするため、台車上部のテーブルが旋回できる構造となっている。<br />
|-<br />
|担車(乙)<br />
|積載長物の中央を支持するもので、台車上部のテーブルが左右に移動できる構造となっている。<br />
|}<br />
長尺物を運搬する際は、担車(甲)を前後両端に配置し、中央に担車(乙)を配置して運搬するのが一般的である。また、短尺物の時は、担車(甲)を2台使用して運搬している。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|たんしや]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E4%B8%AD%E3%81%AE%E8%BB%8C%E9%81%93%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A.jpg&diff=2726
ファイル:作業中の軌道自動自転車.jpg
2015-09-18T02:50:11Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div>[[category:保線機械]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E4%B8%AD%E3%81%AE%E8%BB%8C%E9%81%93%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A.jpg&diff=2725
ファイル:作業中の軌道自動自転車.jpg
2015-09-18T02:49:33Z
<p>S2technologies: category:保線作業</p>
<hr />
<div>[[category:保線作業]]</div>
S2technologies
http://hosenwiki.com/index.php?title=%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC&diff=2724
トロリー
2015-09-18T02:49:08Z
<p>S2technologies: ページの作成:「 とろりー trolley , push trolley , push cart , hand car [[列車間合で使用していて列車...」</p>
<hr />
<div> とろりー<br />
<br />
trolley , push trolley , push cart , hand car<br />
<br />
[[Image:作業中の軌道自動自転車.jpg|right|400px|thumb|[[列車間合]]で使用していて列車が接近したら離線作業ができる[[軌道自動自転車]]。しかし、最近では閑散線区以外では昼間に使用されることが少なくなっている。]]<br />
トロリーとは、軌道作業用の4輪車の総称ことである。<br />
<br />
==トロリーの概要==<br />
定義では、自重が3トン2軸以下の軽便な[[トロ]]、[[ハンドカー]]、[[軌道モーターカー]]、[[軌道自動自転車]]のことを指す。<br />
<br />
保線の作業に必要な材料、機器工具などの運搬、線路の[[巡回]]に使用されているが、列車運転を支障しないように列車間合いで利用できるのが特徴である。<br />
<br />
使用中のトロリーは、所定の時刻になると任意のところで軌道より取り外すか、停車場内の[[側線]]などに待避して、[[本線]]を通過する列車運行に支障のないようにしなければならない。<br />
<br />
したがって、その取り扱い可能な限度があるため重量などの制限が設けられている。<br />
<br />
<br />
[[category:保線機械|とろりー]]</div>
S2technologies
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狭軌
2015-09-18T01:43:11Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> きょうき<br />
<br />
narrow gauge<br />
<br />
[[Image:狭軌線.jpg|right|400px|thumb|[[ナローゲージ]]の代名詞である軌間が762mmの鉄道線路。別名、[[ニブロクゲージ]]とも呼ばれていて営業線として日本国内では珍しい。]]<br />
[[Image:軌間1,067mmの軌道.jpg|right|400px|thumb|在来線の軌間は1,067mmなので国際的に見れば狭軌の部類に入る。]]<br />
<br />
狭軌とは、鉄道の[[線路]]において、[[標準軌]]より[[軌間]]が小さい[[軌道]]のことをいう。<br />
<br />
==狭軌の詳細==<br />
狭軌は、日本の鉄道において最も多く敷設されていて、元国鉄(現JR)の軌間が1,067mmが代表的である。<br />
<br />
また、狭軌は別名で「[[ナローゲージ]](Narrow Gauge)」とも呼ばれているが、日本においては、1,067mmや1,372mmの軌間を「ナローゲージ」と呼ぶことは少なく、762mmの軌間をナローゲージと呼ばれていることが多い。<br />
<br />
これは、標準軌(1,435mm)は、あくまでも欧米における標準の[[軌間]]であり、日本においては、狭軌(1,067mm)が圧倒的多数を占めているのが現状だからである。<br />
<br />
そのため、古い資料などでは、1,435mmを「[[広軌]]」、1,067mmを「[[標準軌]]」と記載されているケースもあります。であるから、これらについては注意が必要です。<br />
<br />
==代表的な狭軌の導入経緯==<br />
===軌間1,067mm(サブロクゲージ)の鉄道===<br />
明治時代に、全国で鉄道の恩恵によって日本を豊かで強い国にしたいという政府の方針に基づき、明治2年に鉄道敷設が議決された。<br />
<br />
そして、当時の鉄道先進国であるイギリスから技術者を招いて敷設された。そのときの技術を導入して、東京-横浜間を開業したとき、軌間は3フィート6インチ(3'6")で設計された。通称、[[サブロクゲージ]]と呼ばれている。<br />
<br />
その後、明治20年の私設鉄道条例法において軌間3'6"が規定された。その後、私鉄により多くの鉄道建設がおこなわれたが、軌間は同様に仕上げられた。<br />
<br />
その当時、重要な設備として位置付けられた鉄道は、明治39年に鉄道国有法が公布されて国の一元管理下に置かれた。鉄道網が拡大した理由のひとつに軌間が統一されていたことが上げられる。<br />
<br />
===軌間1,372mmの鉄道===<br />
現在の京王線(新宿から京王八王子駅間)は、軌間が1,372mmを採用されていて、全国を見ても数少ない路線のひとつとなっている。<br />
<br />
大正4年に、新宿-調布駅間が結ばれたが、当時の東京市電が軌間1,372mm(4'6")を採用していた。そのため、当時の市電を中心として各民鉄が直通運転を目的にしていたことからこの軌間を採用した。<br />
<br />
東京市電は、明治13年に東京馬車鉄道として設立された。そして、明治15年に新橋-日本橋駅間が開通した。この当時、アメリカのニューヨークの馬車鉄道の払い下げを受けて鉄道を敷設したため、必然的に軌間が1,372mmとなった。<br />
<br />
===軌間762mm(ニブロクゲージ)の鉄道===<br />
明治39年の鉄道国有法が発令されてから、当時の大手私鉄はことごとく国有化となったため弱小化していった。<br />
<br />
それらの私鉄の実情に合わせて便宜を図るために、明治43年に軽便鉄道法、明治45年に軽便鉄道補助法が施行された。<br />
<br />
これは、両線とも国鉄の貨物を直接輸送することを選択しなくて、地方の足としての役割を目的として軽便鉄道補助法で規定する最小の軌間寸法である軌間762mm(2'6")が採用された。通称、[[ニブロクゲージ]]と呼ばれている。<br />
<br />
==狭軌の寸法==<br />
{|class="wikitable sortable" cellpadding="8" cellspacing="0" border="1"<br />
! 軌間 !! フィートインチ !! 詳細<br />
|-<br />
|1,372mm<br />
|4フィート6インチ<br />
|京王線、都営地下鉄新宿線、都電、東急世田谷線、函館市電、京成線(1959年まで)別名「偏軌」と呼ばれている。また、東京の馬車鉄道に由来することから馬車軌間と呼ばれる。<br />
|-<br />
|1,067mm<br />
|3フィート6インチ<br />
|JR在来線、多くの私鉄およびこれらの路線に乗り入れる地下鉄、台湾、フィリピン、インドネシア、南部アフリカ(ケープ軌間)、オーストラリアクイーンズランド州、ニュージーランドなど。3フィート6インチの軌間であることから、日本では「サブロク」とも呼ばれている。<br />
|-<br />
|1,065mm<br />
|<br />
|南アフリカ。<br />
|-<br />
|1,050mm<br />
|3フィート5 3/8インチ<br />
|アルジェリア、シリア、レバノン、ヨルダン。<br />
|-<br />
|1,000mm<br />
|<br />
|別名「メーターゲージ」とも呼ばれている。東南アジア(大陸部分)、ヨーロッパ(ドイツ、スイスなど)、アフリカ、南アメリカの一部など。<br />
|-<br />
|950mm<br />
|3フィート3 3/8インチ<br />
|イタリアの狭軌鉄道(サルデーニャ鉄道)、シチリアなど。<br />
|-<br />
|914mm<br />
|3フィート<br />
|アメリカ合衆国の一部、中南米の一部の簡易鉄道など。日本では、かつて福岡県を中心とした九州北部と岡山県の西大寺鉄道での採用例があったが改軌または路線廃止により現在ではない。<br />
|-<br />
|900mm<br />
|<br />
|ドイツ、ポルトガル、ルーマニアの一部。<br />
|-<br />
|891mm<br />
|2フィート11インチ<br />
|スウェーデンの一部。<br />
|-<br />
|800mm<br />
|2フィート7 1/2インチ<br />
|スイスを中心としたヨーロッパのナローゲージの登山鉄道(ブリエンツのロートホルン鉄道、ピラトゥス鉄道)など。<br />
|-<br />
|762mm<br />
|2フィート6インチ<br />
|世界の多くの軽便鉄道や森林鉄道など。日本では、三岐鉄道北勢線、近鉄内部(八王子線)、黒部峡谷鉄道など。日本で「ナローゲージ」と呼ばれる鉄道の多くがこの軌間である。2フィート6インチの軌間であることから、日本では「ニロク」「ニブロク」と呼ばれている。<br />
|-<br />
|750mm<br />
|2フィート5 1/2インチ<br />
|アルゼンチン、ブラジルの一部。<br />
|-<br />
|609mm,610mm<br />
|2フィート<br />
|アジアの軽便鉄道など。(インドのダージリン・ヒマラヤ鉄道)、アメリカ合州国、ヨーロッパの一部保存鉄道など。世界各地のそれほど輸送力を必要としない路線に採用されている。また鉱山などの産業用鉄道など(立山砂防工事専用軌道)など。日本においては、産業用鉄道や人車軌道などに採用例がある。<br />
|-<br />
|600mm<br />
|<br />
|千葉県営鉄道の一部路線。<br />
|-<br />
|597mm<br />
|<br />
|イギリスのヴェール・オヴ・レイドール鉄道など。<br />
|-<br />
|381mm<br />
|1フィート3インチ<br />
|イギリスのロムニー・ハイス・アンド・ディムチャーチ鉄道など。日本においても同規格のものが、伊豆修善寺の「虹の郷」の園内にある。鉱山などの[[トロッコ]]、遊園地の豆汽車やお猿電車などの遊戯物、個人や小団体が保有する庭園鉄道など。<br />
|-<br />
|260mm<br />
|10 1/4インチ<br />
|イギリス(Wells Harbour Railway)、イギリス(Wells Walsingham Railway)<br />
|}<br />
<br />
<br />
[[Category:軌道|きようき]]</div>
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軽レール
2015-09-18T01:42:47Z
<p>S2technologies: </p>
<hr />
<div> けいれーる<br />
<br />
light rail , light weight rail<br />
<br />
[[Image:6㎏レール.jpg|right|400px|thumb|さいたま市にある鉄道博物館に敷設されている6㎏レール。その奥に敷設されているレールは[[50kgNレール]]である。大きさの違いがよくわかる。]]<br />
<br />
[[Image:トロッコ列車の軌道.jpg|right|400px|thumb|遊園地などでも使用されているトロッコ列車の軌道。一般的な鉄道より軽いレールが使用されていることが多い。]]<br />
<br />
軽レールとは、軽便鉄道や荷重の軽い鉄道に用いられている、[[普通レール]]より断面形状が小さい[[レール]]のことである。<br />
<br />
==軽レールの種類==<br />
レールをその単位質量によって分類すれば、普通レールと軽レールに分けられる。日本では、1mの質量が22kg以下のものを軽レールと呼んでいる。<br />
<br />
炭素鋼の軽レールは、JIS E 1103(軽レール)に規格化されており、その種類は計算質量によって6kg、9kg、(10kg)、12kg、15kg、および22kgレールの6種類ある。その標準長さと計算質量は以下のとおりである。<br />
{|class="wikitable" cellpadding="10" cellspacing="0" border="1"<br />
! 種類 !! 標準長さ(m) !! 計算質量(kg/m)<br />
|-<br />
|6kgレール<br />
|5.5<br />
|5.98<br />
|-<br />
|9kgレール<br />
|5.5<br />
|8.98<br />
|-<br />
|(10kgレール)<br />
|5.5<br />
|10.1<br />
|-<br />
|12kgレール<br />
|10.0<br />
|12.2<br />
|-<br />
|15kgレール<br />
|10.0<br />
|15.2<br />
|-<br />
|22kgレール<br />
|10.0<br />
|22.3<br />
|}<br />
なお、10kgレールはなるべく使用しないようなことになっている。<br />
<br />
==軽レールの用途==<br />
軽レールの用途には、最近切削および曲げなどの機械加工および溶接をして使用することが多くなってきたため、1974年のJIS改訂に当たっては、炭素量の下限値をやや低下して加工性の向上が図られた。<br />
<br />
軽レールは、荷重の軽い軌道に使用されるが、その需要量は普通レールに比べてはるかに少ない。その需要は15kgレールが最も多く、全体の約半分を占めており、その用途は、10kgから15kgレールが鉱山などの坑内用、6kg、9kgレールが土木、建築工事用の[[トロッコ]]のレールとして使用されている。<br />
<br />
<br />
[[Category:レール|けいれーる]]</div>
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モーターカー
2015-09-18T01:17:48Z
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<hr />
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<br />
<br />
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